【購入レビュー】キングソフトのWPS Officeを買ってみた!

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キングソフト WPS Office

こんにちは、らやです。

僕はプライベートで書類などを作成する際には、Googleのオフィスソフトを使っていました。

無料ですし、使用感も全く不満はなかったのですが、
オフラインでの作業で都合が悪いことがあるんですよね…

そこでMicrosoft Officeを買おうかと思ったんですが、Microsoftは高い!高すぎる。
という事で今回、前から気になっていたキングソフトのWPS Officeを買ってみました!

キングソフトとは

キングソフトは中国の企業でPC関連のソフトやアクセサリの開発・販売を中心に展開している企業です。特に今回紹介するWPS Officeは主力製品のひとつです。

公式サイトの記述によると、オフィス互換ソフトとしての売上本数は、
2010~2020年まで10年連続No.1とのこと。

格安なので機能さえ問題なければそりゃ売れますよね。

Microsoft OfficeとWPS Office

今回購入したのは「Standard Edition」。

Microsoft Officeの「Home&Business」とどのような差があるのか比べてみました。

Microsoft Officeと同様に文書作成、表計算、スライド作成のソフトが入っています。

ここで紹介しているMicrosoftの「Home & Business 2019」はWord、Excel、PowerPoint、Outlookが入っています。

WPSにはメールソフトがありません。代わりにPDFリーダーが入っています。

とはいえ、価格差はMicrosoftの約7分の1。本当に格安です。

商品内容・使用感

今回はパッケージ版を買いました。

中身はDVDが1枚、シリアルナンバー記載のカードが1枚、三つ折りになったちょっとした説明書が1枚。箱はそこそこのサイズですが必要最低限の中身です。
裏面には「税抜価格5,173円」と記載されています。

今回はAmazonで購入しましたが、他サイトで見ても大体そのくらい。

インストール自体は特に迷うこともなく、指示通りに進めればOK。
インストール後、いずれかのソフトを起動するとシリアルナンバー入力画面が表示されるので、同封のカード記載のシリアルナンバーを入力すれば準備完了です。

アイコンはこんな感じ。

色をMicrosoftに寄せてるので、わかりやすいですね。

Speadsheetsを起動してみたところ、画面周りは特に違和感もなく普通に使えそう。

かなり数が少ないですが、テンプレートもちょっとだけありました。

関数もよく使いそうなSUMやIFはもちろん、その他も一通り使えます。

試しに請求書を作成してみました。使用感はExcelと何も変わりません。

金額の計算部分に数式を入れていますが、問題なく動きました。

対応OS

マルチデバイス対応です。

これひとつ買えば、Windows・IOS・androidとなんでも使えます。
3台まで使用可能なので、必要があればスマホやタブレットに入れるのもいいですね。

モバイル端末に入れるとアプリの広告を非対応にする設定があるようです。

MacはMac版があるのでそちらを購入してください。

製品の種類

機能別で4種類。

・Parsonal Edition:スライド作成なし、VBA非対応
・Standard Edition:VBA非対応
・Gold Edition:特別テーマフォント2種類追加
・Platinum Edition:特別テーマフォント5種類追加

Gold、Platinumは特別テーマフォントというものが付いていますが、WPS以外のオフィスソフトでは使えないそうなので、おまけ程度に考えた方がいいかと思います。

注意点

WPSを購入する上で大きな注意点がひとつ。VBA対応についてです。

4種類あるうちの上位2種はVBA対応の製品にはなりますが、実際使ってみると挙動が怪しかったり、動かない場合があります。

また、公式サイトに「Microsoft Officeの全てのマクロには対応しておらず、またその動作を保証するものではありません。」と記載されています。

頻繁にマクロを組むというような用途だと使い物にならない可能性がありますので、注意してください。

まとめ

結論、マクロを組まなければ全く問題なく使用できます

実際に使用してみても、WPSを選ぶかどうかの分かれ目はそこだと感じました。

普通に資料作成する分にはMicrosoftとの差はほとんど感じません

ひとつで最大3台まで使用できますし、
格安なので、使用用途に合わせて買ってみるのはどうでしょうか?